2026.01.07レポート
CHILL CLASSIC CONCERT 2025 神戸公演レポート

2025年12月27日(土)、28日(日)にCHILL CLASSIC CONCERT 初の神戸公演が神戸国際展示場 2号館 にて開催されました。
関西エリアでは初開催となった本公演。年末の穏やかな空気の中、多くのお客様にご来場いただき、心地よい音楽に包まれる特別な2日間となりました。
今回は、その公演の様子をレポートとしてお届けします。
<開演前のリラックスタイム>
会場に入ると、柔らかな光に包まれる広い空間が広がります。芝生の上にはクッションソファ、ハンモックや快適なリクライニングチェアが並び、くつろぎに満ちた空間が広がっていました。
開演前にはドリンクやフードを楽しむ方、撮影を楽しまれている方、目を閉じて静かに音楽の始まりを待つ方など、それぞれが思い思いのスタイルでリラックスしながら開演前の時間を過ごしている様子が印象的でした。

<前半>
1.ロビンソン
2.G線上のアリア
3.白日
4.やさしさに包まれたなら(作詞・作曲:荒井由実)
5.Summer(作曲:久石譲、編曲:中山博之)
6.プラネタリウム
7.ただ君に晴れ
8.旅路
静かな空気の中で幕を開けたのは「ロビンソン」。穏やかな入りから、少しずつ音が重なり、自然と高揚感が広がっていく構成に、会場は一気に心地よい雰囲気に包まれました。
続く「G線上のアリア」は、王道のクラシックナンバー。 弦楽器で編成された本楽曲は、荘厳でありながらも、優しい音色がまさに“チル”という言葉がぴったりの一曲でした。
MCでは、ビルマンさんの故郷・神戸での公演であることへの喜びが語られ、地元トークで会場は和やかなムードに。お客様の中にはビルマンさんと同窓生の方もちらほらいらっしゃったようで、地方公演ならではの面白さを感じた瞬間でした。
「白日」から前半ラストの「旅路」にかけては、ソロ演奏や編成の変化、楽曲ごとに主役となる楽器の移り変わりなど、音楽の表情が次々と変化していく構成に。多彩な奏法も随所に散りばめられ、初めてオーケストラに触れる方でも、自然と音楽の面白さを体感できる流れとなっていました。さまざまな聴きどころを通して、オーケストラの奥深さと親しみやすさを同時に感じられるのは、CHILL CLASSIC CONCERTならではの魅力です。

演奏の合間には軽快なMCコーナーも。指揮者・海老原さんの紹介に続き、毎回恒例となっている楽器紹介では、「オーボエ」「フルート」「コントラバス」にスポットが当てられました。
ご紹介してくださったのは、オーボエ・髙島美紀さん、フルート・鎌田邦裕さん、コントラバス・髙本知弥さんでした。
実際の演奏とトークを交えながら楽器の特徴を知ることで、オーケストラの奥深さと親しみやすさを同時に感じられる、印象的な時間となりました。
<後半>
9.たしかなこと
10.水平線
11.怪獣の花唄
12.15万キロのフィルム
13.オレンジ
14.TSUNAMI
15.若者のすべて
動画撮影OKとなっている「たしかなこと」「水平線」では、多くの方が思い思いにその瞬間を記録されていました。公演の余韻を持ち帰る“お土産”のような時間にもなっていました。
ラストの「若者のすべて」は人気の1曲。幻想的な始まりからサビに向かって盛り上がっていくアレンジが印象的。本編の終わりにふさわしい、やさしい余韻が会場を包みました。
<MC・アンコール>

MCでは、中山さんが「編曲してきた甲斐があった(中山さんの編曲秘話もご覧いただけます)」としみじみ語り、2026年に向けた想いも。 拍手と笑いに包まれるアットホームな空間になりました。
お客様のその場の拍手量で選んだ楽曲を即興で演奏する特別企画を実施。
① Tomorrow never knows
② マリーゴールド
③ 蕾
曲名が発表された時には会場から「お〜」と声の上がる一面も。どの公演も拍手の大きさはほぼ僅差となりましたが、公演ごとに違う楽曲が選ばれる結果に。
それぞれの公演で中山さんとビルマンさんによる美しいセッションが披露されました。
本公演では、クラシックの名曲から様々なJ-POPまで、ジャンルを横断した楽曲をオーケストラアレンジでお届けしました。あらゆる楽器にスポットが当たるため、初めてクラシックコンサートへお越しいただく方にも楽しんでいただける構成になっていたのではないでしょうか。

<ご来場いただいた皆様のご感想>
アンケートよりいただいたご感想の一部を紹介いたします。
「ゆったりとした心地良い空間で美しい音楽を聴くことができてとても癒されました。ソロパートもたくさんあって、スクリーンに演奏者を映してくださったので、あまり馴染みのなかった楽器の音色を知ることが出来、新しい発見がありました。行ってよかったです。」
「初めて生でクラシック音楽を鑑賞し、寝そべりながら聴かせてもらうのが申し訳ないくらい素敵な演奏でした。照明演出は過度になりすぎず、演奏家さんたちの姿勢や所作も美しくて見とれてました。」
「とても楽しくて行って良かった。ボーカルのメロディをこの楽器が取るんだ、この曲はこの楽器なんだ、この曲はあの楽器でやってるのを聴いてみたい、などJPOPならではの楽しみ方ができた。また、よく聴く好きな曲のアレンジが意外で面白かった。」
「1曲目が始まり涙が出そうになりました。とても優雅な音が身体に染みるというか、楽器の音がとても優しいというか、とにかく感動的でした。友達などに教えてあげたい素敵な時間でした。」
「祖母・私・小3の息子の3世代で初参加しました。クラシックだと、なかなか敷居が高いですが、音楽好きな子どもも身体を動かし、鼻歌を歌いながら聞いてました。時間的に子どもが飽きるかな…と思っていましたが、最後まで目を輝かせて聞いてくれたので、大人も楽しく聞けて、年末の素敵な時間になりました。」
ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
CHILL CLASSIC CONCERT 初の神戸公演は、多くの方に支えられ、温かい空気の中で幕を閉じました。
また2026年も会場でみなさまにお会いできることを、心より楽しみにしております。
協賛
明治安田生命保険相互会社、ローソンチケット
後援
FM802