2026.10.20レポート
CHILL CLASSIC CONCERT -CINEMA COLLECTION 2026- TOKYO 公演レポート
2026年、全国4か所で開催してきた「CHILL CLASSIC CONCERT -CINEMA COLLECTION 2026-」。その最後の地となったのは、チルクラシック初開催となる京王アリーナ TOKYO。10月10日(土)・11日(日)・12日(月・祝)の3日間・全8公演。名作映画の音楽に、寝そべりながら浸ったひとときの様子をお届けします!

<幻想的なキャンプライトが灯る空間でCHILLなひとときを>
天気に恵まれた3連休。会場に入ると、ステージの上ではテントのようにキャンプライトが灯り、その灯りを背景に記念撮影を楽しむお客様の姿がありました。東京公演限定のクラフトビールをはじめ、ドリンクやスナックを片手に開演を待つ方もいれば、すでにごろんと横になってくつろいでいる方も。開演前から、客席にはゆるやかな時間が流れていました。

そして、開演時刻となり会場が暗転すると、なんと演奏者のみなさんが会場後方から客席の間を歩いて登壇するサプライズ演出も!思いがけない登場に、演奏への期待が高まります。

<前半>
1. OH PRETTY WOMAN
2. You’ve Got a Friend in Me
3. Mamma Mia
4. Summer
5. Can't Help Falling in Love
6. MY HEART WILL GO ON
7. 「OVERTURE/BEAUTY AND THE BEAST/TRANSFORMATION」メドレー
<おなじみのイントロから、シネマの世界へ>
1曲目は「OH PRETTY WOMAN」。誰もが一度は耳にしたことのある有名なイントロが、コンサートのはじまりのワクワク感をふくらませ、客席をCINEMA COLLECTIONの世界へと誘います。

続く「You’ve Got a Friend in Me」では、サックス、クラリネット、トランペット、トロンボーン、フルートと、遊び心あふれるソロリレーが見どころ。ジャジーな響きと、どこか懐かしい情景が心に広がる、CHILLな演奏をお届けしました。
<映画音楽をチルクラならではのアレンジで堪能>
「Mamma Mia」は、電子楽器の音が印象的な原曲に対して、真っ向からオーケストラアレンジで挑んだ一曲。ヴァイオリンが歌うようにメロディーを奏で、チェロ・コントラバス・ティンパニが低音のリズムを刻むなど、原曲の魅力はそのままに、チルクラシックならではのオーケストラサウンドへと昇華させていました。
それまでの洋画の明るくポップな雰囲気からガラッと変わり、邦画の名作から「Summer」。もともとは約100人のオーケストラで演奏される曲を、全楽曲のアレンジを手がける中山博之さんが約30人の編成に合わせて編曲し直し、この人数だからこそ生まれる新たな響きを作り出しました。中山さんが手がけた編曲について熱く語る「楽曲アレンジ秘話」もぜひチェックしてみてください!

「Can't Help Falling in Love」は、エルヴィス・プレスリーが主演映画の劇中で自ら歌った名曲。ヴァイオリンとピアノのデュオで、しっとりと届けられました。
「MY HEART WILL GO ON」では、冒頭のあの有名なメロディーをピッコロが奏で、ハープのやわらかな音色がそっと寄り添います。
前半の締めくくりは「OVERTURE/BEAUTY AND THE BEAST/TRANSFORMATION」メドレー。映画のさまざまなシーンをいいとこ取りしたOVERTUREから始まり、名場面が次々と音楽とともによみがえる、まさにCINEMA COLLECTIONらしい一曲に、客席はじっと聴き入っていました。

<MC・楽器紹介>
演奏の合間のMCでは、恒例の楽器紹介も。本公演ならではの珍しい鍵盤楽器「チェレスタ」を毎公演ご紹介しました。中山博之さんがチャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」より「こんぺい糖の踊り」を、なんとチェレスタとピアノの“二刀流”で披露!聴き馴染みのある曲と、中山さんの職人技ともいえるパフォーマンスに、会場にはあたたかな笑いが広がりました。

<後半>
8. 言葉にできない
9. BACK TO THE FUTURE
10. 「HEDWIG'S THEME/Nimbus2000/Buckbeak's Flight」メドレー
11. Part of your world
12. A WHOLE NEW WORLD
13. BOHEMIAN RHAPSODY
14. I Don’t Want to Miss a Thing
<SFにファンタジー、心躍る名作映画の世界へ>
後半の冒頭では、「言葉にできない」「BACK TO THE FUTURE」の2曲が動画撮影可能曲として披露されました。「BACK TO THE FUTURE」では、金管楽器の華やかなファンファーレとともに、時空を駆けるSFの世界へ。世代を問わず誰もが知るおなじみのメロディーに、夢中になって撮影するお客様の姿が見られました。
SFならではのワクワク感や希望にあふれた世界観から一転、「HEDWIG'S THEME/Nimbus2000/Buckbeak's Flight」メドレーでは、チェレスタのあやしげなメロディーに照明も重なり、会場は魔法使いの世界へ。オーケストラの美しい響きが、名場面を呼び起こしました。

続いては海の中で歌われる「Part of your world」。力強く夢を見る人魚姫の想いが音楽となって広がり、会場に感動の渦を巻き起こします。そしてファンタジーの世界を締めくくるのは「A WHOLE NEW WORLD」。まるで会場全体が空飛ぶ絨毯になって飛んでいるかのような、壮大で幻想的な演奏に、客席はうっとり。
<あの名曲たちが、壮大で感動的なラストを彩る>
本公演いちばんの見せ場といっても過言ではないのが「BOHEMIAN RHAPSODY」。ロックでありながら、合唱やオペラなどさまざまな要素が激しく展開していく原曲をオーケストラでどう表現するか、中山さんは大変苦労し、何度も構成をやり直したそうです。トロンボーンやホルンのソロからは「Mama〜♪」と歌詞が聴こえてくるような、まさに歌そのものの響きが。多彩な楽器がそろうオーケストラ、そして中山さんのアレンジがあってこその一曲でした。

本編ラストは「I Don’t Want to Miss a Thing」。サックスとヴァイオリンが歌い上げるソロとともに、音楽の熱がじんわりと客席いっぱいに満ちていき、感動のラストとなりました。
<アンコール>
アンコールでは、恒例の拍手の大きさで演奏曲が決まる参加型企画も!
〈候補曲〉
①YESTERDAY
②YOU RAISE ME UP
③THINKING OUT LOUD
全8公演中6公演で「YOU RAISE ME UP」が選ばれ、ピアノとヴァイオリンのデュオでお届けしました。

そしてラストは「STAR WARS MAIN TITLE/The Imperial March/The Throne Room And End Title」メドレー。映画のシーンがよみがえるメロディーと照明演出で、最後まで大盛り上がり!CINEMA COLLECTIONらしく、エンドロールとフィナーレの音楽がばっちり決まり、幕を閉じました。

<CINEMA COLLECTION 2026、全公演終演>
千葉、名古屋、神戸、そして東京。全国4か所で開催してきたCINEMA COLLECTION 2026も、この東京公演で無事に全公演を終えることができました。映画のエンドロールが流れ終わっても物語の余韻が残るように、この日の音楽も、みなさんの日常のどこかでふと思い出していただけたら嬉しいです。ご来場いただいたみなさん、本当にありがとうございました!
<関東エリア販売中の公演>
1. CHILL CLASSIC CONCERT -Winter Illumination- Supported by ヱビスビール
日程:11/22(日)・23(月・祝) 場所:千葉・幕張メッセ 展示ホール9
協賛:ヱビスビール、ローソンチケット
公演プログラムの詳細はこちら
2. CHILL CLASSIC CONCERT -Love Song Selection-
日程:2027年4/24(土)・25(日) 場所:神奈川・横浜武道館
協賛:ローソンチケット
公演プログラムの詳細はこちら
3. チルクラシックコンサートは、2027年9月に京王アリーナ TOKYOに戻ってきます!
CHILL CLASSIC CONCERT -Best Memories 1980-2020-
日程:2027年9/18(土)・19(日)・20(月・祝) 場所:東京・京王アリーナ TOKYO
上記公演は、チケット販売開始前となります。チケット受付開始の時期については順次お知らせいたします。LINE友だちに登録して、続報をお待ちください!
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<ご来場いただいた皆様のご感想>
アンケートよりいただいたご感想の一部を紹介いたします。
「とても素敵なコンサートをありがとうございました。素晴らしい演奏に感動し、何度も涙が出ました。日常から離れ、心豊かな時間をこれからも過ごしたいと感じました。東京近郊での開催の際はまたお伺いしたいと思います。ありがとうございました。」
「シネマ音楽を聴きながら映画の内容まで思い浮かんだ。映画は、音楽があって成り立つものなんだと感じました。素敵な時間をありがとうございました。」
「リラックスしながら聴くことができ、楽器紹介やトークもとても楽しく、アンコール含めてあっという間!子どもと気軽に行くことができ、良い体験ができて良かったです。」
「オーケストラの演奏を間近でみるのは初めてでしたがとても楽しく鑑賞できました。演奏が素晴らしくなんだか自然と涙が出てしまいました。まさかと思ったくらいです。また東京でもお願いします。」
「演奏はもとより、こんなに演奏者がカッコいいオケは、なかなかないと思います。聞いてよし、見てよし素敵でした。全くクラシックに興味のなかった子供も、楽しかった!と。連れて行った甲斐がありました。」
協賛
明治安田生命保険相互会社、Nature Made(大塚製薬株式会社)、ローソンチケット
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